2011年12月04日

G-System覚え書き その1

おはようございました、たてべです。

深夜、久しぶりにt.c. electronic G-Systemを真面目に弄っていて、iB Modifiedへの嫉妬をふつふつと滾らせながらも、「いいんだ……俺のは赤いし特別なんだ」(※注:通常版と色が違うだけ。ですが我々の業界では、赤は通常の3倍と相場は決まっているのです。)とかっこの中までを自分に言い聞かせて、というかどうせわかりゃしねーよと半ばやさぐれて、プリセットを変更したり、スイッチ配置を変更していました。

いいんですよ。本気でなんとかするつもりになったら、イタリア在住の職人に直接お願いしますから……。(t.c. electronicさん。有料アップデート対応しませんか?)

どうしようもないハードウェア変更はさておき、基本に立ち返って、ソフトレベルで出来る設定などについて(自分向けに)覚え書きをします。たてべの書くものの95%は思いつきで出来ていて、残りの5%は消費税です。さて、間違いを探せ。

明日のためのその1:ゲインブーストはゲインアップしているわけではない
言葉が難しいところですが、ゲインブースト機能のトリックは至って簡単で、ブーストオフ時はゲインを下げていて、ブーストオンで下げたゲインを元に戻している、ということをしています。

明日のためのその2:レベルはちゃんと設定すること
プリアンプループの前段にあるペダル用ループには、Loop LevelとLoop Headroomというパラメータがあります。ループレベルの方は性質上、恐らくは(こういう書き方にしているのは、取扱説明書にアルゴリズムフローもブロック線図もないため、内部処理フローが不明だからです。)入力レベル制御だと思われます。このパラメータでペダルへの入力ゲインを調整する仕組みになっているのでしょう。このパラメータを調整するコツは、G-Systemループ内でのペダルの音とG-Systemのループから取り出したペダルの音を聴き比べるくらいしかありません、たぶん。

ヘッドルームは、入力信号レベルと信号レベルの上限の隙間のようなものです。背の高い方が電車に乗られた際に、首を曲げて天井に頭をぶつけないようにしているところを想像して下さい。あれは、ヘッドルームが足りていないのと同じ事です。音声信号であの現象が起こった場合、信号が歪みます。我々は歪みが大好きですが、ディジタルクリッピングの音は非常に不快です。天井を上げてあげるか、信号レベルを下げないといけません。しかしながら、信号レベルを下げると、定常雑音との振幅差(つまりはSNR:Signal to Noise Ratio)が小さくなってしまい、雑音が目立ってしまいます。ここも使う人の匙加減です。

ここまで書いて気付いたことですが、G-Systemの本体に描かれているブロック図には、AD→FILTER→COMP→DA→Loop1→...→INSERT→AD→...とあります。このループはアナログループだという認識だった(過去形)のですが、何故、ディジタルクリップしますか。何か認識違いをしているかもしれないので、t.c. electronic社に問い合わせます。いや、ちゃんと理解して使わないといけませんね。まだ本来出せる音を得られていないかもしれません。


取扱説明書にブロック線図とアルゴリズムフローくらいはちゃんと書いて欲しかったなぁ。MOD, PITCH, DELAYとかじゃなくてさ。

posted by たてべ at 14:06| Comment(2) | TrackBack(0) | Effects | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
どもども。
TCのiB Modifiedは楽器フェアで観ましたが、観ただけで音の方はよく判りませんでした。
それより、TCで確かめたいことがあったんですよ。
楽器フェアの直前にこんな動画が出てたんです。
http://youtu.be/FjNWo20ZAWQ

私は、てっきりiPhoneでE-BOWを作るんだろと思って、
TCのブースの説明員に、
"E-BOWでしょ?白状しなさいよ。”
と詰め寄ったところ、こっそり教えてくれたのがコレです。

http://www.tcgroup-japan.com/TCE/Guitar/TonePrint_app/

なんというか、ファームデータをFSK変調して、音声信号としてアップデートするんなら、iPhoneのヘッドホン端子から普通に
エフェクターに突っ込めば良いんじゃねえの?
と思う位、馬鹿馬鹿しいほどに素晴らしいギミック。

いやぁ、でも、電磁誘導のドラバを仕込むんなら
E-BOW作って欲しかった。
Posted by Bakarasche at 2011年12月06日 23:21
僕もこれ、E-Bowかレーザーガンの音を出せるアプリかと踏んでいました。ただ、E-Bowはちょっと電力的に厳しいんじゃないだろうか、じゃあレーザーガンだな、と。

こういう下らない発想を実際の物にするというのは、僕は大事だと思います。そのうち、iPhoneでギターシンセみたいな信号を出すアプリケーションとか出てくるかもしれませんね。

E-Bowみたいに弦を強制振動させるのなら、Vibeswareという優れものがあります。かなり嵩張るので賛否はあるでしょうけれど、日本に代理店が着いて国内でも購入出来ます。
Posted by たてべ at 2011年12月07日 01:25
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